脳脊髄液減少症 3

平成17年 3月 子供の小学校の春休みの2日前に私は1人で関西のM病院に雪の降る

中、2時間半ほどかけて向かいました。

CSだとは思いもよらなかったので、バス、電車、タクシーを乗り継いでたけど、思いかえしても

いろんなものに反応しているとは感じませんでした。

いつも、いつも、24時間 痛み、めまい だるさの中、生きてましたから。

いつも、どこでも 苦しかったんで、反応している痛みとは 全く わかりませんでした。
ただ、少し横になると動けていたので、脳脊髄の疑いがとても強かったです。

病院につくと、症状をあらためて説明しました。

いつも、頭が締め付けられるようし痛い。熱っぽい。息くるしい。光がまぶしく、眼がグラグラする。
 「でも、少し横になると楽になる」と言うと可能性は高いといわれ、脳脊髄の症状に

とても当てはまっています。と 先生は私の話をじっくり聞いてくれて おっしゃりました。

他の病院では「全く異常無し」といわれた MRIの脳の画像もこの程度の隙間で手術

して回復している人もいるとのこと。

話が終ると入院、検査の準備に早速とりかかりました。

2日目に脊髄に造影剤を入れ、脊髄から脳にかけてのMRIを撮影します。

MRIの画像ができると早速、先生からの話がありました。

私の画像はグレーゾーンだそうです。漏れてるかもかもしれないし、漏れてないかも。

手術して効果がでるかどうかは、やってみないとわからない。

そして、手術しても こんなにひどくなるなら、しなければ良かったと苦しむ人もるけど

どうしますか?・・・・と言われ、私は迷わず「ここまで来たんだから、結果をだしたい

ぜひ、お願いします。もしかしたら、光がみえるかもしれない」と言いました。

何処に行っても、原因不明で可能性でもここまで話ができたのは この病院だけでした。


そして、同室の交通事故で同じ検査をした人 Aさんは画像では はっきりと漏れていたそうです。
脊髄の下の方から、はっきりと画像にでていたそうです。

同室のAさんは同じ日に入院したのですが、とても元気そうに見えて本もよく読むし

声にもはりがあるし、同じ病気にしてはとても元気だな・・・と感じました。

その、私よりも元気そうなAさんの方が はっきりと漏れているなんて・・・?。

???でおかしいな・・・とも思ったのですが、今思うと脳脊髄よりも私のCSの症状

の方が苦しかったんだと思います。

そして、今だから言えるのですが、この時感じた???は手術後 症状としてはっきり

私を苦しめたのです。 

       疲れたの でつづく