脳脊髄液減少症 4

画像で説明があって、すぐに手術になりました。

たしか、夜の7時頃だったような気がします。

手術自体はとても短時間で終るせいでしょう。

お隣のAさんが 「ブラッドパッチ」とゆう手術に先に運ばれました。

そして、40分くらいして すぐに私の番です。ベットごと手術室に運ばれ

うつぶせになって、まず 背骨に麻酔が打たれます。

そして、麻酔が効いているのをい確認して 右腕から自分の血液を抜きながら

それと同時に脊髄の中に血液を注入していきます。

10秒おきくらいに 先生が「大丈夫ですか?」と声をかけてきます。

麻酔が効いているのは、腰から背中にかけている部分だけですので はっきりと意識は

あります。

腰の部分が終ると、背中からも注入していきます。注入している時、頭の中が「ズン」と

して、脳が浮くのがわかりました。

「あっ」と思わず声を出し、先生が「痛い?」と聞いたので、「痛くはないけど、頭の中

がズンとした」と言うと、この辺で止めとこうとなりました。

とても、簡単で短時間な手術「ブラッドパッチ」でした。

部屋に戻ると、背中の痛みで一晩ずっと うつぶせでした。

朝になると、お隣のAさんは背中は痛いけど、他はなんともないとのこと。

私は体全身がフラフラでしびれたように、力もはいらないし石のように全身が重い。

眼は熱くて、とても痛い。頭も時々、エレベーターに脳だけが乗っているようでズーンと

変な感じがある。

それから、3日間 私は室内にあるトイレにも行けず、顔も洗えず、ベットの中でひたす

ら、寝込んでいました。

しかし、お隣のベットのAさんは背中は 少し痛いけど、退屈だと言いました。

退屈?私は痛みに耐えて体がしんどいので、眠ってばかりで1日があっとゆう間。

食事をするのも、体を起こせない。

息をするのも しんどい。

4日目くらいから やっと トイレにも歩けるようになって腰と背中の痛みもマシになったけど
とにかく、体が異常にだるく 食事のときに目がさめて、あとはひたすら寝てばかりでした。


       つづく